ビットコインはFTX破綻以来の暴落、SpaceXと恒大集団ショック
- ビットコインはFTX破綻以来の暴落
- 大幅下落の原因はSpaceX?
- 恒大集団ショックの余波が続く
- 注目のツイート
ビットコインはFTX破綻以来の暴落
ビットコイン価格は26000ドルを下回る展開となり、今年6月以来の安値。下落率は、大手取引所FTXが破綻した昨年11月以来の高さとなった。
Crypto market mayhem puts $BTC on track to endure its worst weekly decline since FTX collapsed in November.@sndr_krisztian reportshttps://t.co/m5eQJRgr56
— CoinDesk (@CoinDesk) August 18, 2023
大幅下落の原因はSpaceX?
今回の価格下落の最大の原因は、イーロン・マスク氏率いる宇宙開発企業SpaceX(スペースX)が3億3700万ドル(約543億円)相当のビットコインを売却したという報道だとされる。ただし、同社がビットコインを売却したという明確な根拠はなく、マスク氏はこの騒動に何も言及していない。SpaceXは非上場企業であるため、詳細な財務情報が公開されておらず、それが今回の混乱にも拍車をかけた形だ。
スペースXのビットコインを巡る報道 仮想通貨コミュニティに混乱招く https://t.co/CF6T3yVJtx
— コインテレグラフジャパン - Cointelegraph Japan (@JpCointelegraph) August 18, 2023
一方、SpaceXが暴落の原因ではないとする見方もある。CoinDeskのアナリストは、米国の金利上昇が要因だと指摘している。
An unexpected and major sell-off in the crypto markets jolted what was an otherwise boring few weeks. Here's what possibly happened. By @shauryamalwa.https://t.co/WCYZU4PSvr
— CoinDesk (@CoinDesk) August 18, 2023
恒大集団ショックの余波が続く
ビットコイン暴落のもう1つの要因として挙げられるのが、中国の大手不動産会社「恒大集団」の経営破綻だ。もっとも、恒大集団の経営悪化は以前から指摘されていた問題であり、それほど大きなサプライズではないかもしれない。
しかし、中国の不動産危機は世界へ波及する懸念がある。Bloombergの記事は、中国当局が企業への支援を強化しなければ「多くの資産クラスが苦しむことになるだろう」として、欧州株、コモディティ、金、新興国通貨の保有を減らしたアセットマネージャーの声を取り上げている。
記事内ではビットコインを含めた暗号資産への言及はないが、株式やコモディティの下落は(短期的には)ビットコイン価格にも悪影響を及ぼす恐れがある。
中国に悪材料相次ぐ、身構える世界の株式運用者-有望だった投資裏目 https://t.co/wVZ7a63Rl9
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) August 19, 2023
注目のツイート
【ビットコインETF速報】
— SOU⚡️仮想通貨 / ビットコイン (@SOU_BTC) August 19, 2023
- 次のETF承認判断が出る可能性があるのは「9/1」
> 9/1にSECはBlackRockとBitwiseに回答しなければならない。おそらく延期されるだろうが、それが次の重要な日付だ。 https://t.co/mosDBFIe6n
ブロック機能がなくなるということで、リップラーの首魁GiantGoxを直接論破できるようになるということですね。
— 全財産イーサリアム (@nook_ethereum) August 19, 2023
楽しみだなぁー https://t.co/7PL5JW743C
中国恒大集団ショック
— アンゴロウ@暗号資産 (@angorou7) August 18, 2023
主要コインのなかで一番大きく下落したのはXRPとなりました。 pic.twitter.com/AMr4JEgja2