Strikeウォレット、ビットコインの購入機能を36カ国に拡大

Strikeウォレット、ビットコインの購入機能を36カ国に拡大

ビットコイン(BTC)のウォレットを開発するStrike(ストライク)は16日、アプリ内からビットコインを購入する機能を36カ国のユーザーへ提供を開始し、さらに65カ国以上への拡大を目指す。同社の創設者ジャック・マラーズ氏が公式ブログで発表した。なお、日本のユーザーは同社のアプリを利用できない。

同社のアプリは65カ国以上で利用可能だが、これまでビットコインの購入機能は米国のユーザーのみに限定されていた。現在、この機能は台湾やオーストラリアを含む36カ国のユーザーに提供され、今後はアプリが利用可能な他の国にも拡大する予定だという。購入にはデビットカード決済を利用し、米国以外のユーザーは3.9%の手数料がかかる。

さらに、同社の国際送金サービス「Send Globally」を、アプリを利用可能な国すべてに拡大することも発表。このサービスでは、米ドルをビットコインに両替した上でライトニングネットワークを通じて送金し、受け取った側はそれを米ドル建てステーブルコインTether USDt(テザーUSDt/USDT)に交換したり、一部の国では現地通貨で引き出すこともできる。

「Strikeは創業以来、ビットコインの世界的なアクセシビリティを向上させることを事業の重要な優先事項としてきた」とマラーズ氏は述べ「これを実現するためには、ビットコインとライトニングが地球上の80億人すべてに行き渡らなければならない。今日はこの道のりにおいて極めて重要な瞬間である」と強調している。

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