Hashdexのビットコイン現物ETF、SECが承認可否の判断を延期

Hashdexのビットコイン現物ETF、SECが承認可否の判断を延期

米証券取引委員会(SEC)は15日、資産運用会社Hashdex(ハッシュデックス)が申請中のビットコイン(BTC)現物ETFについて、承認の可否を決定する期日を2024年1月1日まで延期すると発表した。

Hashdexは2022年からビットコイン先物ETF「Hashdex Bitcoin Futures ETF」を運用。これは、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で取引されるビットコイン先物の買いポジション(建玉)を保有することで、間接的にビットコインとの価格連動を目指す投資商品となっている。

同社は今年8月、同ETFをビットコインに直接投資する「現物ETF」に転換することをSECへ申請。SECが承認の可否を決定する最初の期日は今月17日に予定されており、直前に期限が延長された形だ。ただし、他社が申請中のビットコイン現物ETFも同様に延期が繰り返されており、今回の延期も想定外ではない。

ビットコインETFをめぐる動きは「用語解説:ビットコインETF」も参照。

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