Binanceはロシア人の制裁回避手段、11万BTC超を保有のアドレスが注目
- Binanceはロシア人が制裁を回避する手段=WSJ
- 11万BTC超を保有する謎のアドレスはGeminiか
- 注目のツイート
Binanceはロシア人が制裁を回避する手段=WSJ
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は22日、米国がロシアへ科している経済制裁を回避する手段として、ロシア人が世界最大の暗号資産取引所Binance(バイナンス)を使っていると報じた。さらに、米司法省がロシアに対する制裁違反の疑いでBinanceを調査しているとも伝えている。
Binance is helping Russians move money abroad, potentially adding to its sprawling legal problems in the U.S. https://t.co/ImxnkAKbp5
— The Wall Street Journal (@WSJ) August 22, 2023
According to WSJ, the U.S. DOJ is investigating whether Binance may violate U.S. sanctions against Russia. Binance provides Russian customers with at least five sanctioned Russian banks for payments. Binance responded that it follows global sanctions rules and imposes sanctions…
— Wu Blockchain (@WuBlockchain) August 22, 2023
ロシア人がBinanceを利用する方法の1つとして、中米ベリーズに本拠を置く送金サービス「Advcash」をWSJは取り上げている。Binanceは2019年にAdvcashと提携を結び、AdvcashからBinanceの口座へ入金することが可能になった。Advcashを経由することで、米国の制裁下にあるロシアの銀行からBinanceへ送金できるようになるというのだ。
暗号資産データ分析会社CCDataによると、ロシアにおけるBinanceの取引量は2022年初頭のピークから減少しているが、ここ数カ月は回復傾向。Binanceは今年7月、80億ドル相当のロシアルーブルから暗号資産への取引を処理し、その対象は主に米ドル建ステーブルコインTether USDt(テザーUSDt/USDT)であったとされる。
一方、Binanceの報道担当者は、同社が制裁対象の企業と協力していることを否定。「パートナーシップを通じて提供されるすべてのサービスが規制要件に準拠していることを保証する」としている。
11万BTC超を保有する謎のアドレスはGeminiか
あるビットコインアドレスが、わずか3カ月余りで118,300BTC(約4500億円に相当)を受け取っていることから注目を集めている。暗号資産情報サイトBitInfoChartsの「Bitcoin Rich List」によれば、このアドレスの保有量は全アドレスの中で3位。なお、1位と4位は世界最大の取引所Binance(バイナンス)、2位も大手取引所Bitfinex(ビットフィネックス)のものである。
謎のビットコインウォレット わずか3ヶ月で3番目に大きなBTC保有者に https://t.co/M5T3vRo8pX
— コインテレグラフジャパン - Cointelegraph Japan (@JpCointelegraph) August 22, 2023
あるTwitterユーザーは、このアドレスが資産運用会社ブラックロック(BlackRock)のものであると主張し、最初の大口取引の約1カ月後に同社がビットコインETFを発表したことを理由として挙げた。
This unknown address has accumulated over $3 Billion worth of #Bitcoin in the last 3 months.
— DivXMaN (@crypto_div) August 21, 2023
The prime suspect?
The first major transaction of 3400 BTC occurred on May 16th 2023. Almost exactly 1 month later on June 15th 2023, BlackRock filed for it's spot #Bitcoin ETF. pic.twitter.com/TdFuUkELuH
しかし、暗号資産ジャーナリストのコリン・ウー氏は、このアドレスが米大手暗号資産取引所Gemini(ジェミナイ)のものだと指摘している。
Gemini has transferred bitcoins to the new address bc1q....59v2 in the past 3 months. It currently holds 118,000 bitcoins, or about 3.08 billion U.S. dollars. It is currently the third largest bitcoin holder. The first and second largest Bitcoin addresses are Binance Cold Wallet…
— Wu Blockchain (@WuBlockchain) August 22, 2023
一般的な暗号資産取引所では、多数のユーザーが預けたビットコインを少数のアドレスに集約して保管することから、取引所のアドレスが保有する量は膨大になる。一方、個人で作成したウォレットでは、ビットコインを受け取る度に新しいアドレスが生成されるため、アドレスごとの保有量は相対的に少なくなる。
注目のツイート
海外投資家の中国株売り止まらず、総額1.4兆円に-優良株さえ売却 https://t.co/BAbgmD07r9
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) August 23, 2023
政府、メディア、銀行。
— cryptographile ₿ (@cryptographile) August 22, 2023
信用だけで成り立っていた存在が次々と失墜。
その最たるものが「お金だ」
早く気付いてほしい。
次の基軸通貨が何になるかは別として、今一般的に使われているお金(法定通貨)は消滅の一途を辿っていることに。
これはもはや疑いの余地はない。
私が貫くおすすめ投資4箇条
— FI@資産90%BTC (@buyandhodlbtc) August 22, 2023
①日本円をビットコインに利確し続ける
②下がったら買う、上がったら笑う
③悲観で買って、楽観で売らない
④"余計なもの"を買わない
④で失敗する人が多い。