ビットコイン価格は400万円を回復、マイニング企業2社の合併が承認

ビットコイン価格は400万円を回復、マイニング企業2社の合併が承認
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  • BTCマイニング企業2社の合併が承認
  • 取引所BitbuyがビットコインATM企業と提携
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ビットコイン価格は400万円を回復

ビットコインは日本時間18日夜に急進し、ビットコイン現物ETFをめぐる訴訟でSECが敗訴した先月末以来となる27400ドル台まで値上がり。日本円建て価格も400万円を回復した。19日18時現在では、27100ドル（約400万円）前後で取引されている。

CoinDeskの分析記事では、ビットコインのドミナンス（全暗号資産の時価総額に占める割合）が再び50％を上回ったことに注目している。ドミナンスの上昇は、アルトコインに対してビットコインのパフォーマンスが優位であることを意味している。

データ分析企業Matrixportのマーカス・ティーレン氏は、ビットコインが現物ETF（上場投資信託）の期待による「潜在的な買い圧力」を享受している一方、アルトコインは安値をブレイクする瀬戸際にある可能性を指摘する。

同氏はアルトコイン市場のリスクとして、破綻した暗号資産取引所FTXの資産売却、イーサリアムプロトコルの収益減少、ベンチャーキャピタルのアンロック（契約で一定期間売却できないトークンが売却可能になること）を挙げた。その上で「（ETFの）発表はすべて、アルトコインに全く利益をもたらしていない。イーサリアムでさえもだ」と述べている。

BTCマイニング企業2社の合併が承認

カナダの上場ビットコインマイニング企業Hut 8（ハット8）とUS Bitcoin（USビットコイン／USBTC）の合併が、ブリティッシュコロンビア州最高裁の最終承認を受けた。この合併は今年2月に発表されていたもので、実現すればハッシュレートで北米最大規模のマイニング企業となる。

USBTCの株主による承認などの要件を満たした後、合併手続きは年内にも完了する予定。合併後の社名は「Hut 8」を引き継ぐが、本拠は米国に置く。また、Hut 8の上場とティッカー「HUT」は維持され、合併後もナスダックとトロント証券取引所の両方で取引される。

取引所BitbuyがビットコインATM企業と提携

カナダのフィンテック企業WonderFi（ワンダーファイ）は18日、同社の子会社で暗号資産取引所のBitbuy（ビットバイ）とビットコインATMを運営するLocalcoin（ローカルコイン）の戦略的提携を発表した。

Bitbuyはカナダで最初に公的認可を受けた取引所であり、今月末にはユーザー数が90万人を超える予定だという。Localcoinはカナダ最大のビットコインATM企業であり、900台以上のATMを運営している。

カナダ国内のビットコインATM数は2700台以上であり、米国に次ぐ世界第2位の規模だ。WonderFiの発表によれば、Localcoinとのの提携によって、BitbuyはカナダのビットコインATMの半分をカバーするという。

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